アカウント管理を自動化する
利用開始前の作成、属性変更、グループ所属、利用終了時の無効化を組織のID情報と同期します。
Specification
組織間でユーザーとグループを作成・更新・無効化するRESTプロトコルです。認証そのものではなく、SSOを支えるIDライフサイクルを標準化します。
Overview
SCIMは、クラウドサービス間でユーザーとグループのライフサイクルを自動管理するためのRESTプロトコルです。ログイン時に本人を確認する認証プロトコルではなく、入社・異動・退職に合わせてアカウントを準備し、権限の土台を最新に保つIdentity Provisioning仕様です。
Identity Providerや人事システムがSCIM Clientとなり、Service Providerの/Usersや/Groups Endpointを操作します。共通Schema、検索Filter、PATCH、Bulk処理が定義され、サービスごとに異なるユーザー管理APIを減らします。
Purpose and responsibilities
利用開始前の作成、属性変更、グループ所属、利用終了時の無効化を組織のID情報と同期します。
UserとGroupのCore Schemaにより、userName、name、emails、active、membersなどを共通形式で扱います。
SSO設定だけで終わらず、active=falseやアカウント削除を連携して不要なアクセス権を速やかに失効させます。
Key concepts
Security considerations
仕様を実装するときは、正常系の通信だけでなく、値のすり替え、再利用、漏えいが起きた場合も考えます。
SCIM EndpointはOAuthアクセストークンなどで強く認証し、Provisioningに必要な最小権限だけを付与します。
すべてHTTPSで通信し、ログへアクセストークンや不要な個人属性を残しません。
externalIdやidを安定した識別子として扱い、表示名やメールアドレスだけでユーザーを誤結合しません。
削除と無効化の方針、再試行時の冪等性、監査ログ、管理者による変更との競合を設計します。
Position and relationship
OIDCやSAMLは主にログイン時の認証結果を伝え、SCIMはログイン前後を含むアカウントのライフサイクルを管理します。SSOでログインを統合し、SCIMで作成・属性・所属・無効化を同期することで、Identity管理全体を構成できます。
Other specifications